地域のごみ清掃活動&マルシェに関西語言学院の留学生が参加

先日、京都市伏見区深草地域で行われた清掃活動に、関西語言学院の留学生が参加しました。
小学校内の側溝の掃除や町のごみ拾いを、近隣住民の日本人の方々と協力して実施。
最後には公園内で開催されたマルシェで楽しく過ごしましたので、当日の様子をレポートします。
5月30日は「ごみゼロ」の日
イベント当日は5月30日。
「5(ご)3(み)0(ゼロ)」にちなんで、ごみの削減やリサイクル、美化運動などの環境活動を行う日です。
もともとは1982年に関東地方で始まった環境美化運動が由来だそうですが、
現在は環境省と日本財団が共同で全国規模の清掃キャンペーンを実施するなど、全国的な動きとなっています。
Clean&ecoマルシェ2026
今回、関西語言学院の留学生が参加させていただいたのは、Clean&ecoマルシェ2026というイベント。
京都市伏見区深草の町内にて開催されました。

清掃活動の内容
京都市立砂川小学校内の側溝の掃除
清掃活動の舞台となったのは、京都市立砂川小学校。
この日は教職員の方々も参加され、人員の誘導や作業の指示にあたっておられました。

まず行ったのは、側溝の泥掃除。
雨や風で流された土が溜まって、水が流れにくくなっていたようです。
溜まった泥を全力ですくい上げるのは至難の業。
まさに体力との戦いでした。

5月にしては気温が高く、さらに日陰の少ない炎天下での作業。
汗をぬぐいながら、懸命に作業をする留学生の姿が見られました。
すくった泥は土嚢袋に入れて、一か所にまとめます。
一輪車を使ってたくさんの重い袋を運びました。

町内のごみ拾い
続いてご紹介するのは、砂川小学校周辺の町内のごみ拾い活動。
A、B、Cの3つのチームに分かれて、それぞれ異なるルートで清掃活動に出かけました。
チーム構成は、町内在住の地域住民の方、大学生のボランティアの方々、そして我々関西語言学院の留学生。
だいたい8~10名くらいの、性別も年齢も国籍もバラバラなチームになりました。
町内の複雑な道、狭い道など、普段はあまり通らない道を通るため、留学生だけだと迷子になっているところでしたが、地域住民の方々のご案内のおかげさまで、無事に町内の清掃活動を進めることができました。

主催の方もおっしゃっていましたが、今回の清掃活動の目的は、町をきれいにすることはもちろんですが、
最大の目的は「地域住民の方同士の交流」。
普段は接さない人同士が気軽におしゃべりしながら、会話の延長上でごみ拾いをしていただけたら、とのことで、
「黙々とごみを拾うだけで終わってほしくない」、とおっしゃっていました。
最初は緊張してなかなか日本人の方々に声をかけられなかった留学生たちでしたが、
「あ、そこにごみがあるよ!」
「ここに入れてね~」
などなど、優しく話しかけていただいた住民の方々や、当日参加されていた龍谷大学の学生の方々の声かけによって、徐々に打ち解け、おしゃべりによる交流が始まりました。

特にびっくりしたのは、清掃活動中に絶えず喋りつくしていたN君の存在。
ごみ拾いに出発してから再び小学校に帰ってくるまでの間、終始日本人の方とおしゃべりしていました。
「どれくらい勉強しているの?すごく日本語が上手だね~」
「ありがとうございます。去年の10月に来ました」
「えぇ~それでそんなに話せるようになるんだね~すごいね~」
「いえいえ、でも、漢字がとても難しいです」
・・・なんていう会話が聞こえてきて、いい形で交流できているなと思いました。

ecoマルシェ in 砂川東公園
清掃活動がすべて終了し、最後はみんなでマルシェに行くことに。
重い土嚢袋を運んだチーム、ごみ拾いをしたチームのみなさんと一緒に歩いてテクテク。
公園に着くと、「モルック」というボーリングに似たゲームコーナーをはじめ、スポーツのアトラクションや、
屋台料理に飲み物、冷たいアイスなんかもあって、非常ににぎやかな会場となっていました。

会場では「京都ハンナリーズ」のブースを発見!!
バスケットボールのミニゲームができるコーナーが設けられていました。
シュートが入った場所に応じてビンゴがそろえば景品ゲット!
京都ハンナリーズのファンTシャツをもらったラッキーな留学生もいました。

「珍しい!」と留学生が食いついたのは、「さとやまワクワク研究所」さんから出展された、「はちみつソフトクリーム」。
プレーンなソフトクリームの上に、3種類から選んだはちみつを好きなだけかけていただくスイーツです。
清掃活動で汗だくになった体に冷たいソフトクリームは最高!
はちみつでスタミナも回復した気分になりました。

清掃活動×国際交流ができたイベント
今回のClean&ecoマルシェ2026に参加させていただき、留学生にとって非常に有意義な時間が過ごせました。
普段は日本語学校で「正しい日本語」を学んでいる彼らですが、
実際に社会に出たときに必要なのは、文法の正しさよりも「人と関わろうとする姿勢」なのかもしれません。
「参加する前はちょっと緊張していましたが、今日の清掃活動はとても楽しかったです」
「日本人の方がとても優しくて、話を聞いてくれて嬉しかったです」
「次にまたボランティアがあったら、ぜひ参加したいです」
「日本語の勉強をもっと頑張ります!」
今回参加した留学生に軽くインタビューしてみたところ、こんなすてきな感想が聞けました。
やはり、「怖いからやらない」ではなく、「一回やってみよう!」というチャレンジ精神が大切だということを学んだようです。
当日お世話になった先生方、関係者の皆様、当校の留学生に貴重な機会を与えていただき、ありがとうございました。
今後とも、地域住民の方々と関西語言学院がコミュニケーションを通して良い関係を築けるよう、引き続きよろしくお願い致します。

学校法人育英館 関西語言学院
教育広報課