留学生が地域の夏祭りに出店し実践的な日本語を学びました
7月25日、京都市立砂川小学校で開催された地域の夏祭りに、本校の留学生6名が参加しました。
今回の夏祭りは、地域の方々の交流を目的として開催され、屋台の出店をはじめ、和太鼓やフラダンス、音楽ライブ、盆踊り、花火など、子どもから大人まで楽しめる催しが数多く行われました。
本校の留学生は、ミャンマーで親しまれている天然の日焼け止め「タナカ」をフェイス&ボディペインティングとして出店し、地域の皆さまと交流しました。
▽「タナカ」とは?留学生が説明のウェブサイトを制作しました。
タナカ(Thanaka) — ミャンマーが誇る100%天然の肌の護り
「タナカ」を通して地域の皆さまと交流
ブースでは、「タナカ」を1回100円で体験していただき、体験された方には、紐で作った手作りのお守りをプレゼントしました。

留学生たちは、お客様への呼び込みや接客、タナカの説明などを担当。まだ初級レベルの日本語を学ぶ学生が多い中、一人ひとりが積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿が見られました。
また、小さなお子さんには好きなデザインを聞きながら丁寧にペインティングを行うなど、相手に寄り添った接客にも挑戦しました。

自分たちで考え、工夫する姿も
今回の出店では、ただ商品を紹介するだけではなく、「どうすれば興味を持ってもらえるか」を学生自身が考えながら工夫を重ねていました。
タナカの原料となる木を展示して実物を見てもらったり、プログラミングが得意な学生が先程ご紹介したタナカを紹介するWebページを作成し、QRコードから閲覧できるようにしたりと、それぞれの得意分野を生かしたアイデアが形になりました。
さらに、「初めて見る人には伝わりにくいのでは」と考え、自分たちでタナカを塗って見本を作ったり、説明ボードのデザインを変更したりするなど、来場者の立場を意識しながら改善を重ねる様子も見られました。
こうした経験を通して、接客だけでなく、相手の目線に立って考えることや、自ら工夫することの大切さを実践的に学ぶ機会となりました。

生きた日本語に触れる貴重な経験
夏祭りでは、日本語教師が授業で話すような調整された日本語ではなく、地域の方々が普段使っている自然な日本語で会話をする場面が数多くありました。
聞き取りが難しく、教師に助けを求める場面もありましたが、それもまた実際のコミュニケーションだからこそ得られる貴重な経験です。
参加した学生からは、「とても楽しかった」「疲れたけれど、日本人とたくさん話すことができて良い経験になった」という声も聞かれました。

地域とのつながりを大切に
留学生は日本語を学ぶために来日していますが、日本で生活するうえでは、地域の方々との交流も大切な学びの一つです。
今回のような夏祭りへの参加は、日本語を実際に使う機会であるとともに、日本の文化や地域社会への理解を深める貴重な機会となりました。
本校では、教室での学習だけでなく、地域とのつながりを大切にしながら、留学生が実践的な日本語や異文化理解を深められる学びを今後も積極的に取り入れてまいります。

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学校法人育英館 関西語言学院
教育広報課